ダンススクールの活用法
最近では都市部の練習場は高くて込んでいるから、日曜日など家族連れで郊外の練習場へ遊びに行くゴルファーが増えているようである。
1球20円から30円する都心の日曜の練習場では、アブローチの練習などもったいなくてやってはいられない。
郊外の練習場ならアプローチ練習場をミニコースのようにして遊んでくることだってできる。
バンカーの練習ももちろん1時間1000円ぐらいで、いくらでもできるのである。
バンカーショットがA木プロのようにうまくいかなければ駄目だと思っている人は少ないだろうが、それでもサンデーゴルファーの自分自身の技量に対する要求水準は高すぎるような気がする。
かつて、体操競技のウルトラCを真似して事故を起こした子どもたちがたくさんいたが、テレビで見たことをすぐできるのではないかと錯覚する習性が、テレビ時代のわれわれの心理の中に存在する。
テレビの選手のようにできなければ×(バツ)を自分につけてしまうのである。
本当は、技術の進歩は×から○へだんだんに近づいていくものである。
少しでも進歩したら、それに満足する感情が伴わないと、自分はいつまでも×だ、という苦手意識が芽生えてくる。
苦手だと思う人はその技術を避ける。
バンカーショットが苦手な人、あなただけではない。
練習もしないのに技術がうまくなるはずはないのである。
日本ではバンカーの練習をする場所がないのである。
練習さえできれば、バンカーショットはロングアイアンやドライバーよりずっとやさしいのだ。
バンカー練習場のあるコースヘ行ったら練習をして帰ってこよう。
日曜日など家族連れで郊外の大きな練習場へ行くのはもう1つの方法である。
まず、10発中7発バンカーから脱出できれば、グリーンに乗らなくとも、大成功。
目標を少しずつ上げていこう。
10発中6発グリーンに乗るようになれば、バンカーショットの苦手意識はなくなる。
30分×5回の練習をまずやろう。
1993年春の日曜日、テレビのチャンネルを回していたら、キャディに肩を叩いてもらっている女子プロの姿が映っていた。
H部プロである。
CHIYODAレディースのトーナメントであった。
初めは冗談で肩叩きをやっているのかと思って見ていたが、そうではないらしい。
プロ初優勝のプレッシャーからか、背中に緊張が出てしまっているのだ。
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